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【仏海軍】空母クレマンソー、アスベスト残留でスエズ運河航行不可
解体のためインドに向かっていた仏退役空母クレマンソー(現役時の満載排水量32780トン)のスエズ運河通過に、エジプト政府が待ったをかける騒ぎがあった。理由は同艦に残留しているアスベスト。結局通過は認められたものの、目的地インドでも同艦入港への批判が強まっており、97年の退役以来、たらい回しにされてきた同空母の「漂流」が続きそうだ。
AFP通信によると、エジプト当局は11日、有害廃棄物の国際移動を規制するバーゼル条約が定める移動書類が提出されていないとして、クレマンソーのスエズ運河通過を禁じた。仏政府の強い要請でエジプト当局は15日、同国沖の地中海に停泊していた同艦の通過を認めた。
クレマンソーはインド西部で解体される予定で昨年末にフランスを出港したが、同通信によるとインド最高裁は6日、同艦の入港禁止を支持する意見を出しており、スエズ運河を抜けても目的地にたどりつけるかは不透明だ。
クレマンソー艦内には退役時に500〜1千トンのアスベストがあったとみられる。仏政府は国内での除去作業で45トンに減らしたと主張。だが、グリーンピースなど環境団体は数百トンのアスベストが残留していると指摘。インド国内では「解体作業員が危険にさらされる」との批判が強まっている。
同艦は61年に建造。退役後、スペインで解体するためいったん民間に払い下げられたが、契約に違反して業者がアスベスト規制が欧州より緩やかなトルコに運ぼうとしたため、仏海軍がイタリア沖で同艦を停止させ、売却を白紙に戻したいきさつがある。
NATO軍とは一線を画した安全保障戰略をとる仏蘭西政府ですが、数少ない空母の運用は何かと大変みたいですね。1997年に除籍した空母クレマンソーですが、アスベストなどの有害物質が大量に使用されていたため、いまだに解体できずに欧州一帯を「漂流」しています。
それにしても、アスベストが数百トンというのはすごいですね。
【関連リンク】
▼空母クレマンソーとアスベスト問題 : 週刊オブイェクト
▼正規空母 クレマンソー級
▼クレマンソー級正規空母
【関連文献】
コメント
自國の艦では見たくない光景です。
>>煬帝さん
幽霊船状態ですね。
と息巻いているフランスも環境保護団体には弱いんですね
中国やロシアなら問答無用で撃ち殺して終わりそう
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